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山名会冊子「山名7号」発行
前号の発行から早6年が経過しました。久々に山名会の小冊子『山名』の第7号を発行いたします。
今回の掲載原稿は、山名会が平成27年~29年に行いました山名会歴史講演会での講演4題を講演録の形に整理して掲載いたしました。
どの講演も興味深い内容ですので、多くの皆さんにお読みいただけると思います。発行数に限りが有りますので、ご入り用の方はお申し出ください。
掲載内容
掲載原稿は
題名 | 筆者・講師 | 備考 |
①「室町文化の歴史的意義」 | 松本公一教授 (池坊短大) | (H27年歴史講演会より) |
②「京 応仁の乱の前と後」 | 山本義典代表 (団体代表) | (H27年歴史講演会より) |
③「秀吉家康期の山名豊国」 | 伊藤真昭教授 (華頂短大) | (H28年歴史講演会より) |
④「山名宗全の虚像と実像」 | 呉座勇一助教 (国際日本文化センター) | (H29年歴史講演会より) |
筆者肩書等は講演当時のもの |
の各4題となります。
①「室町文化の歴史的意義」
山名氏が活躍した室町時代の文化について注目し、その時代の文化に山名氏がどの様な関わりを見せていたかということを中心にお話いただいております。
室町文化の特長である「とりあわせの面白さ」に関するお話しが分かりやすい。 また山名氏歴代が得意とした短歌、特に連歌の関する説明が分かりやすいです。 (事務局感想)
②「京 応仁の乱の前と後」
応仁の乱によって京都の町や人々の意識にどの様な変化が起こり、それがどの様に経済活動や町衆意識の醸成へと発展したのか?について、ユニークな視点で語っていただいています。
応仁に乱の頃を境として、歴史の流れが大きく変貌していった。表面的には戦国大名の台頭が目立つが、その土台を商工業や経済の発達・町人文化や自治意識の醸成が支えていたことをお話し頂いた。特に、僧坊酒と硝酸カリウムのお話しは興味を引く。
③「秀吉家康期の山名禅高」
秀吉軍による鳥取城落城後から徳川時代までの山名豊国(禅高)の消息を中心として、最近見ることが可能となった史料などを参考にしながら、山名家の家名を次代に取り次ぐ手立てとして、武力ではなく文化を選択した山名禅高の生き方についてお教えいただきました。
山名豊国(禅高)と言えば、世評的には余り芳しくない評価を良く耳にする。 しかし、山名氏にとっては戦国時代に一旦は没落やむ無しの状況にあった山名家を立て直し、鎌倉時代に始まる山名の流れを江戸~明治~現代へと繋がる道筋を模索した中興の祖と言える。 伊藤先生の講演では、刀では無く、文化を道具に山名の存在価値を高めていった足取りをお教え頂いた。
④「山名宗全の虚像と実像」
50万部に迫るベストセラー『応仁の乱』(中公新書)の著者である呉座先生に、山名宗全が応仁の乱で目指したもの、失ったものを・・・そして、何故、宗全が応仁の乱の張本人のように言われてしまうのか?についてお話いただいています。
様々な要因によって勃発した応仁の乱ではあるが、山名宗全が応仁の乱の張本人のように言われやすい。宗全自身も乱の中で重要な立場であったことは確かだが、強面や強引な変革者のイメージがまさって、責任を押しつけられやすいのか? 講演では、我々が思う宗全のイメージは確かなものか?また、宗全が応仁の乱で目指していたものをお話し頂きました。
四講師各位に行っていただきました講演では、独自の視点で山名氏の事について、また山名氏が活躍していた頃の文化や京都の歴史について深く・篤く・分かりやすく・お話いただきました。
どの講演とも、今までにない新たな着眼点とそれを裏付ける内容の伴ったお話ばかりです。
山名会員はじめ山名氏の歴史に関心をお持ちの方々には、是非とも、ご一読いただければと願う次第です。
また、日本の中世史に興味をお持ちの皆様にも、室町時代を取り扱った歴史読み物としても十分に楽しんでいただける内容かと思っておりますので、手にする機会がございましたらご一読願えましたら幸いです。
『山名 第7号』の見本PDF
各講演録の冒頭を掲載した『山名 第7号』の見本PDFを下記URLより、ご覧頂けます。
http://www.yamana1zoku.org/uploads/photos/1310.pdf
『山名7号』の配賦について
ご希望の皆様には、5月以降にお分けできるように準備を進めて居ます。
『山名7号』見本PDF等をご覧頂き、配賦をご希望の方は山名会事務局まで、お問合せ・お申込下さい。
協力金 | 『山名7号』一冊・千円(送料込)の協力金をお願いいたします。 |
送 金 | 協力金等は、同封する郵便振替の用紙をご利用の上、送金下さい。 |
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