第23回総会並びに山名会歴史講演会開催 anchor.png

去る平成28年11月13日(日)に知恩院門前の京都華頂大学「華頂ホール」を主会場に第23回山名会総会及び山名会歴史講演会を開催致しました。今回は山名会会員20名に加えて、一般聴講者60名程度のご参加をいただき、総勢で約80名の規模で開催出来ました。当日の概要についてご報告致します。

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山名会再興から5年 anchor.png

山名会再興から5年が過ぎ、継続は力なりで会員数も55名を上回り少しずつでは有りますが確かな足跡を残しつつあります。今後も一歩一歩の歩みを重ねて会の発展を目指していきたいところです。
山名会の活性化の為には、先ずもって山名会の存在を人々に知っていただき、会の活動の理解者を少しずつでも増やしていく必要があります。そのような考えのもと、今回の山名会総会行事も昨年に引き続き、一般の聴講者参加を前提とした歴史講演会を中心行事に据え、それに加えて史跡散策的な要素として知恩院参拝を加えた形の行事を計画致しました。

華頂大学, 1170.jpg受付, 1186.jpg
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80名のご参加を得て anchor.png

昨年、池坊短大の「心ホール」で行いました歴史講演会には山名会会員・一般聴講者合わせて120名近い参加者を得ましたので、今回も前回に並ぶ参加者の確保を目指して、京都周辺の新聞での告知記事掲載や、近隣の博物館・資料館等50ヶ所に当行事の案内ポスター掲示を願い、また昨年参加者への案内等、行事の広報や周知に努めましたが、残念ながら今回の参加者は80名程度で留まりました。
この参加者数が適正な数かどうかは分かりませんが、現在の山名会の体制で対応するには結果的には、程好い人数だったのかも知れません。

誘導看板, 1185.jpg華頂ホール, 1179.jpg
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紅葉日和に恵まれて anchor.png

総会当日の11月13日は期待以上の好転に恵まれ、11月中旬にしては少し動くと汗ばむ程の暖かな一日となりました。
会場の「華頂ホール」は知恩院への副参道である華頂道に面しているのですが、一般的には主参道である知恩院道の方が目を引く関係で、「華頂ホール」の場所が分かりにくかった方もあったようで、ご苦労をお掛け致しました。
「華頂ホール」は華頂大学の4階にある大教室で、ホールの窓からは東山を背景とする紅葉が始まった知恩院境内が見下ろせ、その眺めだけでも一見の価値は十分の有ろうかと思えます。

知恩院, 1171.jpg知恩院, 1173.jpg
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知恩院参拝 anchor.png

受付後の午後1時からは歴史講演会に先だって、浄土宗の総本山である知恩院の参拝と見学を行いました。あいにく知恩院の本堂にあたる御影堂は大改修工事中で近寄ることは出来ませんでしたが、知恩院のお坊さんのご案内で「知恩院の七不思議」始め、徳川将軍が参拝に来られた時だけ使用されたと言う「上段の間」等、普段は見学出来ない所も含めて見学させていただきました。
知恩院は法然上人が興された浄土宗の格式高い総本山であると同時に、お堂の中では入れ替わり立ち代わりに善男善女が訪れては、ご先祖のご供養を受けている姿に、生きている信仰の場でもあることを強く印象に残りました。
この知恩院参拝ですが、当初は30名も参加されるかどうか分からない?と踏んでいたのですが、最終的な参拝参加者は48名で、意外に皆さん関心が高かったことに少し驚きました。

知恩院, 1172.jpg演題二題, 1174.jpg
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歴史講演会 anchor.png

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第一講 anchor.png

歴史講演会の第一講は、華頂短大の伊藤真昭先生にお願いしました。講演を依頼させていただいた当初は(6月頃)ご専門の文献研究の見地からみた室町~戦国~江戸時代に通じる流れの中で、文化や世相に関する事について一般的・全般的なお話が伺えればと考えていたのですが、山名会の行事の一環と言うことで、資料も乏しい中『秀吉家康期の山名禅高』と言う山名会ならではの演題をご準備いただきました。
山名禅高公と言えば毛利や豊臣の鳥取城攻めを巡るいきさつ等から、暗愚な総大将とか粗忽者とか、とかく世評は余り宜しくありませんが、講演では秀吉の鳥取城攻め以降、秀吉の軍門に下った禅高ではあったが、秀吉とはある程度の距離をとりつつも、山名家のお家芸でもあった詩歌や連歌などの教養と文学的な才能を活かして、清和源氏の名流を受け継ぐ山名氏の存在感を十分に発揮して、秀吉・家康の御伽衆という立場を得て、山名家存続を確かなものとしてきた禅高公の姿を示して頂けました。
今回の講演を通じて、山名氏にとっての山名禅高という存在は、戦国時代に途絶えかけた武家・山名氏の命脈を建て直し、江戸時代から明治、そして現代まで続く山名氏八百年の流れを守った一番の功労者が山名禅高公であり、正に山名氏中興の一人と言うべき存在であることを我々に知らしめて頂きました。

第一講, 1178.jpg第一講, 1176.jpg
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第二講 anchor.png

歴史講演の第二講は京都廬山寺の管長であり、自らも南画の画家で日本南画会の会長を務められている町田泰宣猊下に中国から伝わった南宗画から日本的に変化発展して南画へと成長していった過程を数多くの南画の写真を示して頂きながらご教授願いました。
また、一般聴講の方の中には自らが南画や水墨画を嗜んでいらっしゃる方も多く、講演の後半部分ではその方々の質問に答える形で、南画に対する理解を深めることができました。

第二講, 1184.jpg第二講, 1183.jpg
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山名会年次総会 anchor.png

歴史講演終了後、引き続き「華頂ホール」にて山名会の年次総会を行い、前年度の会計・事業に関する報告や、会則変更を伴う山名会の組織改編及び人事案について協議願いました。

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事業報告 anchor.png

H27年度中の主な事業は下表の如くで、主に総会準備の為に活動を行っているような状況となっています。

月日行事・事業
H2711月28日第22回総会及び山名会歴史講演会
京都・池坊短大にて実施参加者120名
H281月21日山名寺住職葬儀
副総裁・太田垣相談役・会長・理事長ご参列
4月21日役員会 京都経済短大
6月23日役員会 京都華頂大学
7月24日総会打合 京都華頂大学
8月下旬多田神社萬灯会に協賛
10月1日竹田城見取図復刻完成
10月25日総会打ち合わせ
11月13日第23回総会及び山名会歴史講演会
京都・華頂大学にて実施。参加者80名。
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会計報告 anchor.png

H27年度の会計につきましては左表の如くです。諸般の事情により年度中には「山名第7号」の発行準備が整いませんでした。その為若干の次年度繰越金が増加しています。
また、年度中には《山名会総会お祝い》、《山名会活動助成》として会員各氏より30万ものご寄付を戴きました。この場を借りまして御礼申し上げます。

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組織の変更 anchor.png

  • 現在の「会長・副会長」と「理事長」の二重の役職となって居る組織を理事長に一本化する。
  • 「会長」と「副会長」を廃して、常任理事の人員を増やし「副理事長」を新設する。
  • 常任理事の互選により、理事長・副理事長を推戴。
    今総会で会長と理事長の二重の形になっていた組織を理事長制に一本化する事となりました。これに伴い会則も関連部分が若干変更となります。
    また常任理事のメンバーを増やして常任理事会として山名会を引っ張っていただける事を希望しております。
    9名の皆さんに常任理事にご就任いただきました。(掲載略)
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H28年度の事業及び予算 anchor.png

平成28年度の事業計画は、昨年発行が出来なかった会誌「山名第7号」の発行と、第24回となる山名会総会行事の計画が主な物になります。
また、第23回総会で決定しました組織改編後の役員選任(新理事長・副理事長)がまだ出来て居りませんので、早めに常任理事会を開催して新体制作りを進めなければなりません。
予算面では、まだまだ緊縮財政で倹約を心掛けねば成らないようです。事業内容を少しずつ充実させていって、協賛金頼みの体質から、徐々に幾分かの利益を生めるような会計に成長できればと願う次第です。

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懇親会 anchor.png

予定されていた行事も滞りなく終了し、懇親会は山名靖英理事長のお世話で、円山公園内のちゃんこ料理「いころ」で行いました。
ご講演いただきました伊藤先生もご同席願い講演中には聞けなかった疑問点や質問を始め、戦国時代の戦談義まで暖かな鍋のお陰もあって、話題は各方面んへと大きく広がり、楽しく有意義な一時を過ごすことができました。

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参加者数集計 anchor.png

行事案内, 1187.jpg

今回の総会行事の最終的な参加者ですが次表のごとくです。
人数的にはある程度満足できる数字に思えるのですが、事務局として気になるのは山名会会員の参加者が少ないところです。
企画内容が会員の皆さんの要望に沿った物になっていない面があるのかもしれません。
次年度以降の総会行事を考える際には、十分に検討したいと考えております。

区分人数
総合計80名
山名会会員20名
講師・事務局7名
一般事前申込者30名
一般当日参加23名


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初版日時: 2017-03-15 (水) 16:20:22
最終更新: 2017-03-16 (木) 13:21:41 (JST) (220d) by admin