今年は震災に始まり各地で未曾有の災害が相次ぎましたが、季節は錦繍の秋へとその歩みを進めております。山名氏御有縁の各家様におかれましては益々ご隆盛の段、大慶至極に存じます。
さて、全国山名氏一族会(以下:山名会)からの便りが途絶えて幾年の歳月が経過したでしょうか?平成20年に総裁・会長と相次いでの御他界。山名会発足当初から支えられて来られた両巨頭亡き後、会活性化を願いつつも新たな司令塔不在の為、今日まで休眠状態が続いて居ります。
ここ数年来、旧事務局と交流が続いている会員様方とお会いする度に、皆様夫々に山名会の行く末を案じられ、話題は自然と山名会再興に向けての話へと至ります。その声は年を経るごとに、また、お会いする人が異なっても変わりなく、一族の皆様の山名会に対する熱い気持ちの表れかと感じて参りました。
旧事務局としましては現事務局に全てをお渡しした以上静観を守るべきと、思うところですが余りに長く休眠状態が続けば、続くほどに「山名会の記憶」すら消え去り、会復興は更に困難になるとの思いから、平成23年春に現事務局含む山名会首脳諸氏に「山名会再興について」とアンケート型式でお尋ねを発送させて頂きました。
ご返信頂いたご意見を総合しますと、「出来れば何方かが音頭を取って頂き、山名会再興を!」とのご意見であったと理解しております。
その流れを受けまして、今秋9月19日にアンケートにご協力頂きました会員諸氏に京都へご参集願い「山名会再興準備会」なるものを開催した次第です。
日本全国には二千に上る山名姓が在ると言われますが、その源を訪ねれば必然的に、今を去る八百年の昔に上州高崎で、清和源氏の名流・新田氏から独立を果たした「山名義範公」へと行き当たります。
往時の山名会の如く、山名氏先人の遺徳を偲び、足跡を訪ね、山名氏が歩んできた歴史を「我が一族の歴史」と感じられる活動が出来ましたら、自ずと各山名家・山名有縁各家の皆様方や、次代を引き継がれる若い方々が、「山名姓」を「我が姓」を今よりも更に、誇りと愛着を持って名乗って頂けるのではないでしょうか。
是非とも、今般の山名会再興につきまして山名会会員各位・山名氏有縁の皆様のご理解とご協力を以って会再興に一歩でも近づけますようお願い申し上げます。
筆末ですが、山名会再興につきましてアンケートはがきを同封しておりますので、ご意見・ご意向等、お寄せ頂けますようお願い致します。
山名氏史料館「山名蔵」のホームページで、山名会の歩みを掲載(随時追加中)しています。山名会を良くご存知でないお方はご参考として下さい。
山名蔵ホームページ http://yamana1zoku.org[13]
お問い合わせ等が御座いましたら、下記へお願いいたします。
法雲寺(村岡山名氏菩提寺)〒667-1311兵庫県美方郡香美町村岡区村岡2365
電話:0796-98-1151 FAX:0796-98-1161 Eメールへリンク[15]
(Eメールが一番有難いです)
(This host) = http://www.yamana1zoku.org