#navi() * 菊池槍 肥後延寿一門造 [#v62e974e] (きくちやりひごえんじゅいちもんつくり) |AROUND TRIGHT:|c |CENTER:寸短く太い印象のシルエット&br;&ref(http://www.yamana1zoku.org/uploads/webphoto/larges/m00007m4e830f516b1fe.jpg,mw:240,包丁正宗写01);| 南北朝のころ九州でも宮方・菊池氏と幕府方・小弐氏等がはげしく戦った。筑後川の合戦で敗勢になった菊池主従は竹薮に中に終結し、自刃すべく短刀を抜き連ねた。その時、大将の武時(武光)が思い直して、手頃な竹を切り、その短刀にくくりつけて、即席の槍が出来た。 皆もそれにならい、一丸となって敵の重囲を破り機器を脱することが出来た。 戦いが終わってから延寿一門に本式の槍1000本を作らせ、自軍の戦法を槍中心に改め威力を発揮したので、「菊池千本槍」として恐れられるようになった。 現存品は少なく、在ってもほとんどが柄を切って短刀に直しているから、本品のような完体は珍しい。 刀剣鑑定の権威・佐藤寒山博士が自ら鞘書をしている。 #clear *年代 [#a41616aa] 南北朝 *備考 [#sbfbe667] 甲種特別貴重刀剣認定 *写真 [#b6e85de7] |=護摩箸の意匠も忠実に再現&br;&ref(http://www.yamana1zoku.org/uploads/webphoto/larges/u00008u4e830f523506b.jpg,mw:240,包丁正宗写02);| *QRコード [#s27513c0] &ref(ID$m84fa08f); #navi()