ページへ戻る

− Links

 印刷 

山名家譜 山名家伝記 のバックアップソース(No.4) :: 山名氏史料館『山名蔵』のページ

xpwiki:山名会/刊行物等/山名家譜 のバックアップソース(No.4)

« Prev[4]  Next »[5]
TITLE:山名家譜 山名家伝記
#navi()
*表紙・裏表紙 [#jcf8f40e]
|=「山名家譜」(山名家伝記)|||h
|=&ref(http://www.yamana1zoku.org/uploads/photos/295.jpg,mh:320);|=&ref(http://www.yamana1zoku.org/uploads/photos/393.gif,mh:320);|=&ref(http://www.yamana1zoku.org/uploads/photos/296.jpg,mh:320);|
*序文 [#jdf07d6e]
この度、「但馬村岡山名家譜」が刊行されました。
そもそも「山名家譜」とは、別称「山名家伝記」とも言われ、私の祖父義路によって明治維新政府へ上表されたものでありますが、元来は江戸徳川幕府の「寛政重修諸家譜」のために繕纂されたものと言われております。
この「山名家譜」は、人皇第五十六代清和天皇から筆を起し、記伝体によって源家、新田氏を経て、山名家大祖義範、中興の祖時氏、盛名の祖持豊(宗全)、村岡藩祖豊國等を説き、六代藩主豊暄にいたり擱筆されておりますの連綿とした伝記は九百余年の春秋を数え、中には殷賑を極めた描写もあれば、鬼哭啾々とした戦禍を嘆くところもあり、はたまた鎧袖一触の戦捷を祝う叙述もありますが、一読して各代それぞれの艱難辛苦の跡が偲ばれます。
時あたかも、山名氏一族会の発足にあたり、本書が刊行されることは、正に時機をえた「一期一会」の鴻業ともいえますが、衆人の中には、「このような家譜は未公開のまま家宝として秘匿すべきである」という声もありました。しかしながら村岡山名藩歴代の菩提寺である法雲寺(山名寺)住職のたっての要望、並びに、さきに開催された山名氏一族会常任理事会におけ
る決議に鑑み、かつまた山名氏一族で学究の徒、宮田靖國氏の並々ならぬ熱意と労苦にほだされ、刊行の危懼が杞憂に終ることを望みつつ、あえてここに公開刊行を決断した次第であります。どうか一族の各位におかれましては、何卒この間の事情と経緯をご賢察の上、諒とされるようお願いいたします。
こいねがわくは、祖先の業績が正当に再評價され、かつまた歴代の祖霊が安んぜられんことを祈って序文に代えさせて頂きます。

合掌

昭和六十二年五月吉日

RIGHT:但馬村岡山名家第十四世
山名晴彦


CENTER:現在データ作成中。ご期待ください。
#ls2()
#navi()

« Prev[4]  Next »[5]