観世音菩薩四十二手呪金板経
(かんぜおんぼさつ しじゅうにしゅじゅ きんばんきょう)
墳墓等に経典を経筒に入れ、副葬品として供養する方法は古くからあるが、経典は大概紙を使用する。しかし紙は経年変化による損傷が考えられ、永久の耐久性には少し心もとない。
金板経は文字通り、薄い金板に経文を彫刻した木版等を押し当てて打ち出したもので、薄い金板を蝶番で繋ぎ一冊の折本とした作られた。
出土後、一冊の金板経を幾つかに分けたものの一部。
金板に経典を写した金板経を副葬品とすることにより、死者が永遠に仏の加護に預かることを願ったのであろうか?
韓国では完全な形の金板経が国宝に指定されている。
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